ネット回線の種類とは？

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インターネットと一口にいっても、インターネットへ接続するための回線には複数の種類があります。ここではそれぞれのネット回線について解説しました。

インターネット回線は主に4種類

光回線

光回線は光ファイバーを束ねて作った光ファイバーケーブルを活用し、構築されているインターネット通信網です。デジタルデータを光信号としてレーザー出力し、それを光ファイバーケーブルの中を反射させることで離れた場所まで速やかにデータ信号を伝達することができます。また電磁波による干渉を受けないため通信状況が比較的安定していることも特徴です。

高速のデータ回線に優れた設備ですが、利用には光ファイバーケーブルや周辺機器を設置する工事が必要になります。

ケーブルテレビ回線

ケーブルテレビの回線を活用してインターネット回線に接続するものがケーブルテレビ回線です。テレビ放送サービスとして回線網が構築されているケーブルテレビ回線を利用しているものであり、ケーブルテレビにサービス加入することでインターネット通信サービスも同時に使用できたり、セット割引で料金がお得になったりする場合があります。

すでにケーブルテレビ回線が存在するような場合は有効な方法です。

モバイル回線

モバイル回線はケーブルを必要とせず、ワイヤレス接続によってアクセスできるインターネット回線です。利用デバイスと中継基地が電波的に無線で接続されており、ケーブルの接続や設置を行わなくてもインターネットへ接続できるといったメリットがあります。

ただし光回線と比べると通信速度や通信量に制限がかかりやすいため、屋内での高速通信を希望する場合は光回線の方が適しているといえるでしょう。一方、屋外で気軽に通信できる方法としてはモバイル回線も人気です。

プロバイダと契約をして利用デバイスを設置すれば、その時点で利用をスタートできます。

ADSL回線

「Asymmetric Digital Subscriber Line」の頭文字を取った略語で、非対称デジタル加入者線のこと。分かりやすくいえば、既存の電話回線を利用したインターネット回線です。ADSL回線は社会の通信インフラとして整備されている電話回線を利用してインターネットへ接続するため、設置に特殊な作業や工事を必要としません。ただしNTT基地局から遠くなるほど通信速度が遅くなりやすい点がデメリットです。2024年3月末にはサービスが終了するため、すでに新規申し込みは終了しています。